福岡で馴染みの深い「串揚げ」は、見た目も華やかで創作的要素が強いもの。比べて、あげ升でお出ししている「串かつ」は、素材そのままのシンプルな旨さを、ストレートに楽しめるものです。だからこそ、素材選びは真剣です。魚介類は、お刺身で食べても美味しい新鮮なものを揚げますので、魚屋さんに「もったいない!」と言われるほどです。ただ、それだけにその旨さは感動的です。
更に、一番の違いは「衣」。「串かつ」とは、素材とともに”衣”も味わって頂くもの。大阪では、それが店ごとの個性になるのです。だからこそ、自分が「旨い!」と納得できる串かつを揚げるために必要なものは、コストがかかっても大阪から取り寄せます。営業中も、何度も自分で揚げた串かつを味わい、自分の舌で確認します。
店主も料理長も、串かつを揚げ続けてもう10年以上経ちますが、「まだまだ極める!」という強い信念を持ち、常に真剣勝負で揚げ場に立っています。
八重勝で惚れ込んだ良質の小麦粉を大阪から取り寄せ、それに山芋をブレンドすることでふわっと軽い衣に。そして、山芋が油をはじくため、油っこさを感じないあっさりとした仕上がりになります。
衣つくりにレシピはありません。長年の経験で培った職人の勘のみ!なぜなら、季節や温度、湿度、山芋の状態・・・全ての条件を見ながら、常に変えていかないと旨い衣にはならないのです。
衣のつけ方や揚げ方、タイミングや蒸らし・・・全てを素材に合わせて変えていく。
・・・これが職人の仕事。
「串かつ一筋」でやってきた店主と料理長だからこそ成せる技なのです。
“衣”と同じくらい大事なものがソース!ソースが旨いからこそ、串かつが生きるのです。
「あげ升秘伝のソース」のべースとなるウスターソースは、八重勝特注の市場には絶対に出回らないもの。八重勝の女将さんが「あげ升なら」と、特別に使うことを許してくれました。このソースをベースに、店主北垣が試行錯誤を重ね独自に生み出した調合で味を仕上げ、各テーブルに樽に入れて提供しています。
有名な「二度付け禁止」は封印し、一人ひとりに小さなソース皿を用意することで、何度でも漬けられて、何度でもソースが注ぎ足せる仕組みにしました。
「心行くまで美味しく味わって頂きたい」という店主の想いが、この樽に込められています。
料理屋の主役は、料理とお客様。
そのお料理とお客様を繋ぐ「サービス」は、さりげない存在でありたいとあげ升は思っています。
主役を邪魔しないさりげないサービスを心がけて、「なんだか居心地が良い」・・・そんな空間でありたいと、毎日頑張っています。
大将と料理長の情熱が詰まった串かつとこだわりのお酒たちを、あげ升流おもてなしで、どうぞ
心行くまでお楽しみくださいませ。
- 1.お席料について
- お席料(キャベツ、ソース類など代含む)として、お一人様300円頂いております。但し、お一人様2500円以上ご利用のお客様は、お席料を無料とさせて頂きます。
- 2.本気で食べて本気で呑むべし!
- お料理、お酒、ひとつひとつに、農家、酒蔵、猟師、料理人、・・・たくさんのひとの魂と心がこもっています。
そのことに感謝の気持ちを忘れずに、味わって頂きたいというのが私たちスタッフの願いです。
そのために私たちも努力します!
・・・が、食べすぎ、呑みすぎは厳禁!!お客様にはいつも元気でいていただきたいので、健康によい「うこん」(1回分100円)を、ご用意しております。ぜひご利用下さい。 - 3.ご予約のお願い
- 平日でも、「あげ升に行こう!」と思ったその瞬間にお席のご予約をおすすめします。
当日でもお気軽にお電話下さい。 - ※小学生以下の小さなお子さまをお連れの方は、必ず事前にお知らせ下さい。大きな声を出したり、走り回ったり等のマナー違反がないよう、きちんとお約束できる方だけお入り頂いております。おりこうさんは大歓迎です!
- 4.あげ升から、心からのお願い
- ※止むを得ず、ご予約の人数やお時間、お日にち等の変更やキャンセルをご希望のお客様は、できるだけ早めにご連絡を頂きますようよろしくお願い致します。
特に週末は折角お電話を頂いたのに、ご予約で満席のため心苦しい想いでお断りさせて頂いているお客様がたくさんいらっしゃいます。その分、ご予約までして下さってご来店頂くお客様に喜んで頂けるよう、心を込めて仕込みをし、準備をし、楽しみに待っている私達にとって、当日のご予約時間間際になってのキャンセルは本当に心から残念で悲しいことなのです。
どうか、その点お察し頂き、ご配慮頂けますようよろしくお願い致します。